ジェットスキー>●デッキマットは消耗品

デッキマットはライディング時の水面からの衝撃をやわらげたり、
すべり止め、ドレスアップ効果など様々な効果を持つパーツです。

各社から様々なアフターマーケット品が出ています。その種類は
単に滑り止め効果を狙ったウレタンのものから、レースシーンで
ハードに仕様されても擦り切れないケブラー繊維系のものまで、
さまざまな材質のものが販売されています。

このデッキマットは、立ち乗りジェットスキーでは消耗品という
考え方が一般的で、立って激しくライディングする時に、どうし
ても同じ場所に足を置くことになるので、そこが擦り切れてきます。

そのまま乗っていると最後にはデッキのＦＲＰが露出してしまうこ
とになります。

こうなると見栄えが悪くなるばかりか、足を滑らせてケガの原因に
もなりかねませんので、交換したほうがいいと思います。

交換する際は私も社外品のケブラー繊維のものに交換しましたが、
レースにも使用されているだけあって、グリップ力、耐久性も純正
品よりはるかに上ですね。

一方、2〜3人乗りのランナバウトは、よっぽど激しい乗り方を繰り
返さない限り、かなりの期間持ちます。

端っこの方からめくれてくることがよくありますが、これも放置して
おくと剥がれてしまいますので、めくれが小さいうちにボンドで補修
しておくのも長持ちさせるポイントです。

あと、製品の中にはフリーカットの製品もあり、自分の好みのサイズ
のデッキマットを作る事ができるものもあります。

いずれにしても、ジェットスキーの足元を固めるパーツなので、交換
時期がきたら早めに取り替えた方が良さそうです。