ジェットスキー>●危険なピストン

　
ジェットスキー用エンジンのピストンについてですが、純正のピストン
に飽き足らず純正品以外のピストンを付ける方がいますが、このパーツ
についての素人判断は危険を伴います。

というのも、ピストンと一言に言っても様々な種類があり、加速重視、
トップスピード重視、軽量化、エンジンの熱を放出するタイプetc・・・・。

と、いろいろなタイプがあり、エンジンのチューニングや仕様それぞれ
に合わせたピストンがあり、それの選択を誤ると、パワーが出ないばかり
か耐久性に問題があり、最悪の場合、エンジンが高速で回転している時
にバラバラになってエンジンに重大なダメージを与える場合もあります。

レーシングエンジン用のピストンには、下手をすると1レース30分
ほどの耐久性しかなく、ほとんど使い捨てのようなピストンもあります。

このようなピストンは軽量化の代わりに極限まで薄く造られており、
このようなピストンを間違ってもレジャーユーザーは使用しないよ
うにしないと、それこそ1シーズン持たないエンジンの出来上がり
です。

チューニングには目的を持って、自分のジェットスキーをどのように
したいのかを、プロのショップに相談の上、少しずつ改造を進めて行
くのがおすすめです。

チューニングパーツの価格は決して安くはありませんので、慎重に選
びたいものです。