ジェットスキー>●忘れちゃいけない水抜栓

水抜き栓は、昔のジェットスキーの船体には付いていなかった
装備にひとつです。

特に一人乗りのジェットスキーには最近まで付いていなかったの
ですが、5〜6年前のモデルから装備されているものがあることに
最近気が付きました。

というのは一人乗りのものには最初から付いているという感覚が
私に少しもなかったからです。

ただ、2〜3人乗りのランナバウトにはかなり前から装備されて
いました。

これは水から引き上げた時に船内に溜まった水を排出したり、
エンジンルームを洗浄する時に溜まった水を排出する時に使用
します。

あくまで陸上で使用する装備であって、水面にジェットスキーを
浮かべているときには使用しないものです。

この水抜き栓の最大の注意点は、トレーラーに引き上げて水洗い
をして、水を排出するために開放し、それが終わったら締めておく
ことが極めて重要です。

船内の湿気を放出するために、開けておいた方が良いという意見
もありますが、穴自体が小さいので、湿気の放出にはあまり関係
しません。

それならば、水抜き栓は締めておいて、船内にドライペットなどの
押入れの除湿剤をいれておいた方がいいと思います。

なぜその場で締めるかと言うと、現地に着いて一刻も早く乗りたい
ために、水抜き栓の確認をせずに水に浮かべて、大切なジェットス
キーを沈没させかけた、私の経験からです。

水に降ろす前に、くれぐれも水抜き栓の確認をお忘れなく・・・。

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