ジェットスキー>●船体カバーの効果とは

船体カバーの用途はズバリ船体の保護ですが、それ以外にも効果
はあります。

船体の保護については説明するまでもないですが、トレーラーで
牽引している時も被せておくと、タイヤが跳ね上げた小石や、
ディーゼル車から出る黒煙から大切なジェットスキーを保護する
役割などがあります。

この船体カバーなのですが、雨の時に多くのものは縫い目から微妙
に雨水が浸入してきたりしますので、このカバーの上から、さらに
防水シートなどでトレーラーごと覆うと効果的です。

あとは、トレーラーに積んだ状態でカバーをかけておけば、外出先
などで高速道路のパーキング等に駐車して、車を離れた際のいたずら
防止や盗難防止にも一役買います。

あまり牽引時にカバーを掛けている人は見ませんが、このような効果
があるのでカバーを掛けるのも悪くはないと思います。

ただ、このカバーを掛けるのは、あくまでジェットスキーが乾燥して
いる時が大前提です。

デッキ部分に水分が残っている状態で掛けてしまうと、それらの水分
により、カバー内に結露が発生し、金属部分を腐食させたりする場合
がありますから注意が必要です。

また、エンジンルームの水抜きが完全でない場合も同じ事が言えます。
その場合は、エンジンルーム内に押入れなどに使う除湿材を入れて、
格納することをすすめします。

こうすればエンジンルーム内の結露をある程度抑えることができます。

いずれにしても、大切なジェットスキーを雨ざらしにしない事が長持
ちさせるコツですので、カバーを掛けて運搬、保管されることをおす
すめします。